欒
それは
和やかに人が楽しく集まるさまを表します。
欒という字は、ムクロジ科の落葉高木「モクゲンジ」の別名「むくろじ」のことです。
むくろじは「無患子」、「木欒子」とも書き、黒い実は縁起がいいと言われています。
「無患子」と書くことから、子が患わないとされ、病気にならない、災いを飛ばす、厄をはね返す、という意味で、羽根つきの羽根の玉に使われます。
また、元名の「モクゲンジ」は仏説木槵子経(ぶっせつもくげんじきょう)というお経で
記されたことから、実が「数珠」に使われます。
欒の字の前に漢字一文字つけると、「団欒」です。家族みんなが健康で数珠つなぎのように仲良くすることを、団欒というのです。
カルチャーサロン欒は、ひとつの催し物を通して、身も心も健やかで、数珠つなぎのように、みんなが明るく仲良くなる場になることを、願っています。。